H.S.様は、現在セラピストとしてご活躍されつつ、家庭人としても幸せな日々を送られています。
今回、私は11年ぶりにH.S.様にヒプノセラピーをさせていただきました。
アカシックレコードヒプノは、H.S.様にとってははじめての体験でしたが、その感想を、とてもわかりやすく、率直に書いてくださいました。アカシックレコードヒプノのイメージが鮮明に浮かぶのではないでしょうか。
H.S.様のご快諾の上、いただいたお便りの一部を皆様と共有させていただきます。
この感想を送ってくださった際に、ブログ等に転載するときは、H.S.様ご自身の過去も伝えてくださいとおっしゃってくださいました。自分の経験がどなたかのお役に立てるかもしれないからと。
そのご好意に甘えて、はじめに、H.S.様の歴史をざっとお伝えいたします。
H.S.様、心から感謝いたします。本当にありがとうございます。
H.S.様との出会いは、2009年にさかのぼります。まだ私が東京・三鷹でもセラピーをしていたころです。もう14年も前になるのですね。
最初にセラピーに見えたときのH.S.様は、いくつもの複合的な苦しみのまっ只中におられました。当時のセラピー記録をひもとくと、完璧主義で他人を許容できないご自身に疲れ果てていて、同時に、中学校の頃から、「自分なんて要らない」という強い自己否定の感情も持ち続けていました。
それまで何度も自分と向き合う努力を重ねてきたものの、最後には自暴自棄になってすべてをぶち壊したくなる、生きていくのが辛い、そうおっしゃっていました。
ご結婚されていて、H.S.様ご自身のご両親と同居されています。強い自己否定の根幹には、ご両親に対する心の確執もありました。同居のため、ご両親と心の距離をとることも難しく、それが感情の沼から抜け出すことを一層困難にしていました。
身体的には、二度の流産という、それだけでも女性にとっては辛い出来事ですが、当該医療機関では信じがたいような冷たい仕打ちも受けています。
まさに、満身創痍という状況でした。
長年、ご自分への対処法に悩み続けて疲れ果ててしまうのは、生来H.S.様の持つ特別な能力も関係していたようです。感受性が鋭いため、他人のことがわかってしまう、先のことが読めてしまう、といった能力です。こうした能力は、うまく対処できないと、自分の心を切り裂く諸刃の剣になり得るものです。当時のH.S.様にとっては、これも自身を翻弄し続けるもののひとつになってしまっていました。
今のH.S.様は、天賦のその能力を存分に生かしたセラピーをされています。が、当時は、そうした大きな能力は、H.S.様の苦しみを増長させてしまうものでしかありませんでした。
そうした状況で、H.S.様に私がさせていただいたヒプノセラピーは、合計6回で、大きく分けると、インナーチャイルド、トラウマ解消、前世療法、ハイヤーセルフ誘導等ですが、その都度、H.S.様の状態に応じてあれこれ組み合わせるという流動的なセラピーになりました。そして、セラピーは2012年を最後に終了しました。
その間、H.S.様はいつも正直にご自分と向き合う努力をされていました。その純粋さとひたむきさゆえに、何度も硬い壁にぶつかっては転び、傷だらけになります。でも必ず立ち上がって、再びご自分から目をそらさず正面から向き合う、そんな強さを、自然と身につけていかれたと私は記憶しています。
最後のセラピーから11年が経ち、H.S.様から本当に久しぶりにメールをいただいたとき、今は等身大の自分をしっかり生きていること、セラピストになってご自分の特性を生かしたセラピーをしていること、そして外部のどんな影響も受けることなく、自分の中で幸せをいつも感じることができるようになった旨が書かれていました。ご両親との関係も良好です。私はとても嬉しくて、胸が熱くなりました。
ひとつだけ気がかりがあるとしたら、セラピストとしてのH.S.様ご自身の消耗具合でした。何事にも一生懸命に取り組まれるため、セラピーに身を削りすぎてはいないか、という心配です。
ですので、今後、私に役割があるとしたら、それはH.S.様の心身をだらけさせること(笑)です。
セラピーありがとうございました。
先生と再会出来て、沢山話して、先生を感じ、行き交う思いを感じ、
時間や距離なんて関係ないと確信出来る様な繋がりを深く深く感じて、嬉しい、楽しいばかりでした。
そしてヒプノの奥深さと素晴らしさ…。
今回は、全く違う域で、ヒプノを感じ、受け取る事が出来た気がします。
11年前までは、私の枠でしか捉えられていなかったのだと、痛感しました。
本当に盛りだくさんの豊かすぎるセラピーでした。
今の私のアカシックレコードのイメージは、宇宙の始まりから、個人に至るまで、全ての情報が記録されている書庫の様なもの…。
そこに、誰でもいつでもアクセスして見る事が出来るわけではなく、その人の準備が整った時初めて開示される、その人だけの、その時に必要な情報があるのではないか…。
それをreadingなどで、自分以外の人に見て貰うというのは、受け取る情報にズレが生じるのではないかと感じていました。
readingしてくれる方にどんなに能力があったとしても、今、その人がいる次元、受け取り方、表現の仕方、表現できるボキャブラリーは人により全然違うと思っていて、その方が完璧に近かったとしても、更にそれを伝えられた時に、本人がどう受け取り、どう解釈するかにより違いが出る。
その時は、頭もしっかり起きていて自力で受け取っているだろうから、自分の思い込みや、価値観を使い判断したりしている可能性もある。
宇宙が用意してくれたメッセージを催眠状態で、自分がその時感じたままに受け取れた方が確実なのではないか…そう思っていた。
先生の誘導で、アカシックレコードへの扉の前に立つ…。
なんだか知ってる気がした。
ここ知ってる…。
入ると最初はドライアイスの様な煙の中だった。
暫くして映像がイメージ出来た。
視えてるの?私の想像?
昔受けた時はそんな風に感じていた。
今回は違った。
私が感じてるのだから、それは紛れもない真実であり、これでいい。視えた、感じた、そう思ったものが、全て私へのメッセージだ。確信があった。揺れなかった。
先生が私をまあるく包んでくれていて、心配も不安もない。
ただリラックスして委ねて任せていればそれでいい。
他にやる事はない。そう思えた。
前世療法と違うのはかなり抽象的で象徴的なシンボルや文字が出て来た事。
先生が、
「何か浮かんだり視えたりしたら、私が話していても遮って言ってくれて構わないから」
それを素直に受け取り、先生が誘導中なのに、もう視えたり、来てる時は、遠慮なく遮り、来た、視えた、浮かんだ…と瞬時に逃さず先生に伝えた。
先生はどんな時も優しく、
「うん。そうだね。それが視えたんだね。わからなくても、それはどういう意味か聞けば全部教えてくれるから、
その空間に向かってきいてごらん」と。
私が悩んだり困ったりする必要は一切なく、子供の様にあるがまま…。言葉遣いまで子供みたいになっていた。
とにかく宇宙と先生に任せ委ねた。
がんばる大人は必要ないどころか、足枷になる。これはメッセージを受け取る最大のポイントかもしれない。
あの後から眠くて眠くて、まだ今日も眠い。
何かが始まった気がする…。
感覚としては深い所で何かが静かに動き始めてる。
集中しないとわからないくらい静かにゆっくりゆっくり…。
(中略)
ヒプノが終わった直後に、内側からの変化には気づいていましたが、これ程一瞬で変わってしまう経験は初めてだったかも…。
ヒプノって…枠を持ち価値観や正しさを持ち込みながら受けると、本当に勿体無い事になるのだと心から感じた、素晴らしい経験でした。
アカシックレコードこそ、自分で感じて受け取るのが1番良いのではないか。そう思っていたあの感覚はやはりその通りでした。
言葉を誰かに伝えて貰うのは、知識として使えるかもしれないけれと、ヒプノで受け取るアカシックのメッセージは、内側から、細胞レベルからの変化を起こす。
これは次の日に体験した驚くべき効果でした。
自分で受け取りに行き、自分がそこで感じたもの全てが、細胞レベルからの変化に繋がる。
橋渡しをし一緒に旅をしてくれるゆかり先生がいる。
こんなに心強く豊かな事はない。
アカシックレコードセラピーなる素晴らしい橋渡しのセラピーを作って下さり、感謝の気持ちでいっぱいです。
私自身のメンテナンスとして、これから定期的にヒプノを受けたい。 そしてそれには先生のサポートが必要なんだと強く感じました。
これからもまたよろしくお願いします。
本当にありがとうございました♪
【H.S.様 東京都】